侍の“大本命”は離脱も…独立Lから成りあがる23歳、怪物級の剛腕出現 パの新人王候補

オリックス・宇田川優希、茶野篤政、山下舜平大(左から)【写真:小林靖】
オリックス・宇田川優希、茶野篤政、山下舜平大(左から)【写真:小林靖】

オリの育成ドラ4・茶野はリーグ1位タイの41安打、3年目の山下は防御率1.21

 2023年のプロ野球も約1/4を消化。新人や若手選手もどんどん台頭している。今季のここまでの活躍から、新人王争いを演じそうな選手をピックアップする。新人王資格は原則、海外プロ野球リーグでの経験がない支配下登録から5年目以内の選手で、投手は通算30イニング未満、野手は60打席未満となっている。

 パ・リーグではオリックスの育成ドラ4・茶野篤政外野手が36試合で打率.297をマークし打率4位につける。41安打はリーグトップタイ。同6位タイの5盗塁をマークしている。岐阜・中京高-名古屋商大-四国IL・徳島を経て入団した23歳。開幕直前に支配下契約を結び、すぐに右翼のポジションを獲得した。打順も5月3日の試合から1番に固定されている。

 オリックスでは3年目ドラ1の20歳・山下舜平大投手も強烈なインパクトを残している。プロ初登板で開幕投手を務めるなど5登板で3勝0敗、防御率1.21。奪三振率は11.22を誇る。身長190センチから150キロ台後半を連発。日本を背負って立つ投手になりそうだ。

 西武のドラ6・児玉亮涼内野手は31試合で打率.239。故障離脱中の源田壮亮内野手に代わって遊撃を担う。文徳高-九産大-大阪ガスを経て入団した24歳は身長166センチ。持ち前の守備力でチームに貢献している。

二刀流の矢澤は打者で存在感、宇田川は7ホールド&防御率1.17も離脱

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