侍の“大本命”は離脱も…独立Lから成りあがる23歳、怪物級の剛腕出現 パの新人王候補

日本ハム・矢澤宏太【写真:荒川祐史】
日本ハム・矢澤宏太【写真:荒川祐史】

二刀流の矢澤は打者で存在感、宇田川は7ホールド&防御率1.17も離脱

 日本ハムのドラ1・矢澤宏太投手(日体大)は投打二刀流。1年目の今季は打者で22試合に出場し、打率.203、1本塁打、2盗塁をマークしている。今後の起用法も気になるところだ。

 楽天のドラ1・荘司康誠投手(立大)は3登板で1敗、防御率3.24。直近2登板は勝利投手の権利を得て降板も、白星に恵まれなかった。日本ハムのドラ2・金村尚真投手(富士大)は3試合で1勝1敗、防御率2.45も故障離脱中だ。

 昨季頭角を現し、今季新人王資格を有する2投手はやや足踏み。2020年育成3位のオリックス宇田川優希投手は昨季途中に支配下登録され、優勝に貢献。今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に選出された。今季も9登板で7ホールド、防御率1.17をマークしたが、4月23日に登録抹消となった。昨季26登板で防御率1.54の楽天・宮森智志投手は今季16登板で防御率4.15となっている。

 他にもソフトバンクのドラ2・大津亮介投手(日本製鉄鹿島)が5ホールドをマーク。西武のドラ4右腕・青山美夏人投手(亜大)は2セーブ、楽天の3年目右腕・内星龍投手は10登板で防御率1.54を記録している。ロッテのドラ2・友杉篤輝内野手(天理大)は14試合で打率.289だ。こうした選手が今後どんな働きを見せるか、また新たな選手が台頭するのか注目される。

(Full-Count編集部)

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