大谷翔平、またサイクル安打に王手 登板日に右前打→特大9号→三塁打
敵地・オリオールズ戦に「3番・投手」で投打同時出場
■オリオールズ ー エンゼルス(日本時間16日・ボルティモア)
エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、敵地・オリオールズ戦に「3番・投手」で投打同時出場した。第3打席で特大9号3ランを放つと、5回の第4打席では右中間への三塁打。今季4度目の4安打でサイクル安打に王手をかけた。
ベーブ・ルース生誕の地で大谷が躍動した。初回の第1打席は四球、2回の第2打席で右前打を放った。同点の4回1死一、二塁で迎えた第3打席では、相手先発ロドリゲスから打った瞬間確信の9号3ラン。打球速度114.6マイル(約184.4キロ)、飛距離456フィート(約139メートル)の特大弾を放つと、第4打席では右中間への三塁打。今季4度目となる1試合3安打を放った。
大谷は今季4勝目を挙げた4月27日(同28日)の本拠地・アスレチックス戦で、本塁打が出れば自身2度目のサイクル安打達成という大活躍を見せていた。この日、投げては2回にフレイジャーに2ランを浴び、3回にもサンタンダーに2ランを浴びていた。キャリアワーストの4試合連続被弾と苦しんだが、バットで自らを援護した。