大谷翔平、サイクルならずもまた偉業 両リーグ初の快挙も…記録づくしの衝撃打棒
投手が1試合に本塁打、三塁、単打、四球を記録したのは両リーグ通じて初
■エンゼルス 9ー5 オリオールズ(日本時間16日・ボルティモア)
エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、敵地・オリオールズ戦に「3番・投手」で投打同時出場し、7回4安打5失点で今季5勝目(1敗)をあげた。打っても勝ち越し9号3ラン、三塁打、単打2本、1四球と5打数4安打3打点の大爆発。米メディアによると、投手が1試合に本塁打、三塁打、単打、四球をマークしたのは両リーグ初だという。
米データ分析会社「Codify Baseball」によると、投手が1試合に本塁打、三塁打、単打、四球を記録したのは両リーグ通じて初めて。投手が白星を挙げた試合で本塁打と三塁打を記録したのは1964年以来59年ぶりのことだという。
MLB公式のサラ・ラングス記者によれば、投手の1試合5度以上出塁は1964年9月26日のメル・ストットルマイヤー以来。ちなみに6度出塁は1950年代に3投手が記録している。また、この日の9号弾の打球速度は114.6マイル(約184キロ)だったが、スタットキャストによる計測が始まった2015年以降で、投手による本塁打の打球速度トップ3は全て大谷だという。
オリオールズが試合後に発表した資料によると、9号弾の飛距離456フィート(約139メートル)は、オリオールズの本拠地「カムデンヤーズ」で今季生まれた本塁打では最長タイの飛距離。4月11日(同12日)にオリオールズのライアン・マウントキャッスルが放った一発に並んだ。
(Full-Count編集部)