ジャッジにまさかの“サイン盗み”疑惑 チラ見後に一発…敵将は憤慨「少し変」
16日のブルージェイズ戦で2本塁打、2本目の打席で…
■ヤンキース 7ー4 ブルージェイズ(日本時間16日・トロント)
昨季、ア・リーグ新記録となるシーズン62本塁打したヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手にある“疑惑”が持ち上がった。15日(日本時間16日)のブルージェイズ戦で2本目の本塁打を放った際に、サイン盗みと疑われる行動をしたというのだ。米国の各メディアが報じている。
米メディア「The Score」は、2本目の本塁打を打つ前にジャッジが、自軍ベンチに数回目をやったこと、これについてブルージェイズのジョン・シュナイダー監督が試合後「打者があの方向を見ているのは少し変だ。何か理由があって、あの方向を見ていることは明らかだ」と憤慨したと伝えている。
この打席中、ストライク判定に抗議したアーロン・ブーン監督が退場処分を受けるという騒ぎがあった。ジャッジはその直後、フルカウントからの6球目を、中堅の2階席に放り込む特大弾にしている。「ジョムボーイ・メディア」が公開した動画は、この打席中、目だけを動かしてベンチを見るジャッジの姿を捉えている。
また「トーキン・ヤンクス」は、ジャッジの言い分として、ヤンキースのブーン監督が退場処分となった後の騒々しさが気になっていたためだと伝えている。ジャッジは試合後、記者の取材に「自軍のダグアウトからかなり甲高い声が聞こえてきていて、6-0とリードした展開の中で、僕はそれがとても気に入らなくて……。だれがベンチで甲高い声を出しているのか、見ようとしたんです」と説明している。