藤浪晋太郎、2者連続Kから突如暗転の2失点　158キロ豪速球も…痛恨の3連打浴びる

前回登板で初勝利も…1回1/3を4安打3奪三振で防御率12.24に悪化

■アスレチックス ー Dバックス（日本時間17日・オークランド）

　アスレチックスの藤浪晋太郎投手が16日（日本時間17日）、本拠地でのダイヤモンドバックス戦で、7回に登板した。先頭から2者連続で三振を奪って圧倒するも、そこから突如の暗転。3連打を浴びて2失点を喫した。8回に1死を奪ったところで降板。1回1/3を4安打3奪三振で、防御率12.24となった。

　2点ビハインドの7回にマウンドへ。先頭を96マイル（約154.5キロ）の速球で空振り三振に仕留めると、続く打者も内角高めの剛球で空振り三振に。自慢の豪速球が唸りを上げたが、2死から左翼線に二塁打。そこから一気に雲行きが怪しくなり、2者連続でタイムリーを浴びて2失点を喫した。最速98.3マイル（約158.1キロ）を記録しながら、立て続けに痛打を浴びた。

　イニングまたぎとなった8回は先頭を見逃し三振に。続くリベラの投手強襲の打球を弾くと、懸命に捕球して飛び込みながら一塁に送球。惜しくもアウトは奪えず、ここで降板が告げられた。

　前回12日（同13日）のレンジャーズ戦では延長10回に火消しを果たし、その裏チームがサヨナラ勝ち。登板11試合目にして待望のメジャー初勝利を手にしていたが、2試合連続での好投とはいかなかった。

（Full-Count編集部）