鈴木誠也、2試合ぶり3号も笑顔なし「負けているので」 指揮官は高評価「本当に安定」
ロス監督が賛辞「最近本当に安定した打席が送れている」
■アストロズ 7ー3 カブス(日本時間17日・ヒューストン)
カブスの鈴木誠也外野手が16日(日本時間17日)、敵地で行われたアストロズ戦で2試合ぶりの3号2ランを放った。4打数2安打2打点で打率は.266に上昇したが、チームは3-7で敗れて4連敗となり「本塁打を打ちましたけどチームが負けているので、明日はしっかり勝てるように、貢献できるようにいい打撃をしたいと思います」と笑顔はなかった。
2打席目までは空振り三振、中飛と凡退。第3打席に左前打を放ち、1-7の9回2死二塁で迎えた第4打席だった。左腕マット・ゲージの内角高めのフォーシームを振り抜くと、打球はあっという間に左翼席に着弾した。しかし土壇場での意地の一発も、勝利は遠かった。
それでも自身は5試合ぶりのマルチ安打となり「タイミングは合ったり合わなかったり色々ありますけど、ボールの見え方自体は悪くないですし、自分の狙った球をしっかりスイングできているので、内容的にはいいんじゃないかなと思います」と手応えを口にした。
デビッド・ロス監督も「タイミングも合ってきている。最後のはナイススイングだった。彼は左投手に対してうまく打っている。最近本当に安定した打席が送れていると思う」と賛辞を送った。
(Full-Count編集部)