大谷翔平が序盤戦の“エ軍MVP” 舌巻く米記者「他の選手は何をしても獲れない」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

「ジ・アスレチック」のブラム記者が選出…22歳ネトが「最大の驚き」

 エンゼルスの大谷翔平投手が、シーズン1/4を消化した時点での“エ軍MVP”に選出されている。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者が独自に選出したもので、投打二刀流の活躍を見せる大谷がトップ選出されている。

 大谷は今季ここまで、投手として9試合に先発登板し、5勝1敗、防御率3.23の成績を残している。打者としては42試合に出場し、打率.288、9本、29打点、6盗塁と躍動している。

 ブラム記者は「大谷はエンゼルスで1番いい投手で1番いい打者。彼の『ERA+』は140(日本時間17日時点)。打点と投球回数でチームトップ。オオタニがこのロースターにいる限り、他の選手は何をしてもチームMVPは獲れない」と選出理由を説明した。

 また、ブラム記者は「最大の驚き」としてザック・ネト内野手の名前を挙げた。「彼はスプリングトレーニング中、見事だった。今季の終盤、あるいは2024年にメジャーに呼ばれるのが予測できる程に優れていた」と評価した上で「フレッチャーを外してネトを昇格させたことは完全に驚きだった。さらに驚いたのは、ネトがメジャーでどれだけ落ち着いて見えるかだ」と仰天した。

 22歳のネトは今季ここまで30試合に出場し、打率.235、2本、13打点の成績で遊撃を守っている。ブラム記者は「1年前は大学でプレーしていた。(打席では)パワーも発揮し始めている。エ軍は未来の遊撃手を見つけたように見える」と“新星”の奮闘を絶賛していた。

(Full-Count編集部)

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