代打・横尾俊建が劇的V打　楽天2軍がサヨナラ勝ち…ロッテ先発美馬は7回無失点

延長11回に楽天がサヨナラ勝ち

　18日にウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉で行われた、イースタン・リーグ公式戦、楽天-ロッテの6回戦は、4-3で楽天が延長11回にサヨナラ勝ちした。

　楽天の先発は内間拓馬投手は初回、3回と続けてピンチを招くも、自らの牽制で走者をアウトにするなど無失点にしのぐ。4回以降は継投に入り、味方の援護を待つ。ところが打線は、千葉ロッテ先発・美馬学投手の前に走者は出すものの得点が奪えない。3回2死満塁、7回裏2死一、三塁の好機を生かせなかった。

　0-0で迎えた9回、楽天は清宮虎多朗投手が四球と安打でピンチを招き、押し出し四球などで3点を奪われる。しかし、その裏、2死から連打で2死一、二塁とし、辰己涼介外野手の適時打で1点を返すと、なおも2死満塁から黒川史陽内野手がライトへ2点適時打を打ち、同点に追いついた。

　延長に入った11回2死から辰己が四球を選ぶと、代打・横尾俊建内野手が2球目を打ち、レフト線へ。辰己が俊足を生かして一気に本塁へ生還し、戦いに終止符を打った。

　敗れたロッテは先発した美馬が7回無失点と力投。打線は9回に3点を先制するも、延長戦で好機を生かせなかった。

（「パ・リーグインサイト」山岡雄一郎）

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