大谷翔平、先制10号は「我々にとって大きかった」 指揮官称賛「いいスイングできている」
初回に10号ソロ、同点の8回には適時内野安打で決勝点をあげる活躍
■エンゼルス 6ー5 オリオールズ(日本時間19日・ボルティモア)
エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地・オリオールズ戦に「3番・指名打者」で先発出場し、先制となる10号ソロを放つなど5打数2安打1本塁打2打点の活躍だった。チームの連敗は2でストップ。フィル・ネビン監督は「初回の一発は我々にとって大きかった」「彼は安定している。年間を通していい活躍をしてくれる」と称えた。
初回の第1打席でいきなり右翼席へ一発を放った。その後、5-5の8回2死満塁で迎えた第5打席では、一塁へのゴロで激走。投手のカバーが遅れて適時内野安打となった。3試合ぶりのマルチ安打とし、勝利に貢献した。直近2試合では計8打数無安打に終わっていたものの、指揮官の信頼は簡単には揺るがない。「いいスイングができている。何球か打ち損ねただけ。彼でも毎回安打を打ったり、毎試合本塁打を打つわけではない」と語った。
この日はルイス・レンヒーフォ内野手が4打数3安打1四球の活躍。6回と8回にはチャンスを演出し、2得点を記録した。ネビン監督は「レンヒーフォは素晴らしい活躍をした。ネトやソト、下位打線も大きな貢献をしてくれた。打線全体で安定感が必要だ。いつもショウヘイやトラウトだけではない」と下位打線への評価も忘れなかった。
(Full-Count編集部)