大谷翔平「まだ発展途上」 6回1失点9Kも見据える高み「全球種伸ばせる」…一問一答

6回に3者連続奪三振「流れをしっかり止められたのは良かった」

――カットボールは縦に変化していた。狙いは。
「カット表記になっているだけだったりするので。それはトラックマン次第かなというか。動きを変えながら投げていたりするので。カット表記になっていても、違う球種の場合もありますし、スプリット表記でもシンカーの時があるし、シンカーの時でもスプリットの時もあるしという感じかなと思います」

――四球が増えているのは技術的な問題なのか。ピッチクロックの影響なのか。
「どうですかね。色々異論はあると思いますけど、一番は動き的な問題じゃないかなと思うので。ただ投げているボールは例年よりいいですし、1球1球の動き的には良かったりはするので。そこは速い球を投げる投手はコマンドとしてもブレがちですし、逆に言えば、そこを両立できる投手がいい投手ではあるので。そこはいいところを探していくというか、またはどっちも伸ばしていくような、そういう動きができれば。まだまだ発展途上だなと思うので、全球種を伸ばしていけるなと思います」

――2、3回と球数が増えたが、6回まで投げ切った。意識したところは。
「球数を見ながら抑えるところは抑えて。リスクがあるなと思ったところは返しつつ。あとは最後に3つ三振をとって流れをしっかり止められたのは良かったかなと思います」

――去年と比べてチームの状況をどう感じているか。
「まずはノーチャンスで負ける試合が少ないと思うので。そこはいいんじゃないかなと思いますし、最後まで接戦であきらめない姿勢が出ているのはいい雰囲気だからじゃないかなと思うので。昨日も負けましたけど勝てるチャンスは十分にあったと思うので。そういう試合を拾えれば、もっともっと勝ち星がついてくるかなと思います」

――立ち上がりを意識したことは。
「一番は球種のパーセンテージだったり、バランスであったりとか。それは初回に限らず、6回まで投げましたけど、それまでのデータを。自分のデータをちゃんと見たりするので。この球種のパーセンテージを伸ばした方がいいなとか、そういうところは意識していました」

――スイーパーは球速や軌道を変えているか。
「ブルペンで色々と試しながら、こういう形の方がいいなとか。逆に左打者はこういう形がいいなと。そこは変えたりするので。サインで変えたりはしないですけど、自分で勝手にやる感じですかね」

(Full-Count編集部)

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