大谷翔平、6勝目ならずも記録続々 “伝説右腕”以来2度目の快挙、100年間で2位の数値も

ツインズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
ツインズ戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

シーズン最初の10登板で80奪三振以上を記録したのは、球団ではノーラン・ライアン以来

■エンゼルス 4ー2 ツインズ(日本時間22日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地・ツインズ戦に「3番・投手」で投打同時出場。6回2安打1失点、9個の三振を奪う好投を見せた。勝ち負けこそつかなかったが、またも多くの快記録が生まれた。

 米データ会社「コーディファイ・ベースボール」によると、1回の登板で9奪三振以上、被安打2以下に抑えた回数が今季3回目となり、これはメジャー単独1位となった。2位はスペンサー・ストライダー(ブレーブス)、マイケル・ワカ(パドレス)の2回だ。

 直近4試合では計25イニングで17失点と苦しんでいたが、この日は4月21日(同22日)の本拠地・ロイヤルズ戦以来5試合ぶりとなる6イニング以上を投げて、被安打2以下を記録した。今季の防御率は3.05。本拠地での防御率は2.08となり、球団によると直近100年間に本拠地で記録した防御率で、全球団の中で歴代2位だという。1位は防御率1.49のホセ・フェルナンデス(マーリンズ)となっている。

 スポーツ局「ESPN」の「スタッツ&インフォ」によると、球団でシーズン最初の10登板で80奪三振を記録したのは、ノーラン・ライアンが1978年に10先発登板で97奪三振を記録して以来となった。

 数少ない二刀流として多くの記録を打ち立てているが、「投手・大谷」だけを見ても、次々と記録を達成している。

(Full-Count編集部)

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