巨人・田中千晴が“爆笑”お立ち台 勝利球は「大勢さんに」…好きな食べ物は「いちご大福」
初勝利に感謝「皆さんのおかげ」
■巨人 5ー4 DeNA(25日・東京ドーム)
巨人ドラフト3位・田中千晴投手が25日のDeNA戦(東京ドーム)でプロ初勝利をマークした。2点ビハインドの5回2死から3番手で登板すると、好調のDeNA・宮崎を三飛に打ち取り、続投した6回も3人で切り抜けた。逆転を呼び込む好救援。試合後のインタビューでは「皆さんのおかげでもらった1勝なので、次回は自分でつかみ取れるように頑張ります」と意気込んだ。
前日24日に1軍に再昇格するまでの10試合では一時は8回に抜擢されるなど、好投していたが、次第に捕まり出し、0勝2敗、防御率6.97と苦戦していた。先輩の高梨雄平投手から「感謝の心を持って1軍に上がって来い」と言葉をかけられ、それを体現してマウンドに上がったという。
お立ち台で右手に持ったウイニングボールをどうするかと問われると、「大勢さんに……」と思わぬところでクローザーの名前が飛び出した。大勢がホールドを取るたびに勝利球を受け取っていたようで、一生に一回のプロ初勝利球を“お返し”に渡したいというのだ。インタビュアーにいいんですかと問われると「うーん、まあ、渡したいっす、僕は」と笑顔で語り、球場を盛り上げた。
最後には自己紹介も披露。「ドラフト3位の田中千晴です! 好きな食べ物はいちご大福! 趣味はギターを弾くことです! これからもよろしくお願いします!」とアピール。期待と笑いで溢れる右腕のヒーローインタビューに球場は拍手で溢れ続けていた。
(Full-Count編集部)