トイレの最中…いきなり真横に大谷翔平 オリ宮城大弥、“タメ口”許された「僕の失敗」

7歳差の“タメ口”が空気感を作った

 世界一になった直後には「宮城家」との記念撮影にも快く応じてくれた。「WBCの期間で、ものすごくお世話になりました。食事にも連れて行ってもらった。話を聞いていても、少し次元が違うというか……。刺激でしかなかったです」。ブルペン投球での“破壊力”に衝撃を受けた。

「体も大きくて、柔軟性もすごい。何よりも、野球を楽しんでいた。そこが、僕は本当にすごいなと思ったところでした」

 ともに勝利を追う仲間とのコミュニケーションは必要不可欠。28歳と21歳。7歳差の“タメ口”は、金メダルを呼ぶ空気感を呼んでいたのだった。

○著者プロフィール
真柴健(ましば・けん)1994年、大阪府生まれ。京都産業大学卒業後の2017年、日刊スポーツ新聞社に入社。3年間の阪神担当を経て、2020年からオリックス担当。オリックス勝利の瞬間、爆速で「おりほーツイート」するのが、ちまたで話題に。担当3年間で最下位、リーグ優勝、悲願の日本一を見届け、新聞記者を卒業。2023年2月からFull-Count編集部へ。

(真柴健 / Ken Mashiba)

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