元DeNA助っ人が38歳で復活 成績低迷、FAも…衰えぬ激走で16年ぶり記録達成
マーリンズのグリエルは新天地でここまで29試合に出場して打率.299
元DeNAでマーリンズのユリ・グリエル内野手が、38歳にして16年ぶりのメジャー記録を打ち立てた。「マーリンズ・コミュニケーションズ」は、2試合連続で三塁打を放った最年長選手(38歳350日)であることを伝えた。
グリエルは24日(日本時間25日)のロッキーズ戦の6回無死から、左翼線への三塁打。翌25日(同26日)の同戦でも、0-0の3回1死一塁から三塁線を破る先制の適時三塁打を放った。
全米記者協会に所属するMLB公式のフランシス・ロメロ記者は「38歳350日以上で、(試合で)連続して三塁打を打ったのは、ケニー・ロフトン(2007年)以来だ。ラテンアメリカにルーツを持つ選手としてはオマー・ビスケル(2006年)以来となる」と伝えた。
2014年にDeNAに所属して62試合で打率.305、11本塁打、30打点をマークしたグリエル。アストロズ時代の2021年には首位打者に輝くも、昨季は自己ワースト級の成績に低迷し、オフにFAとなった。新天地に移った今季は29試合に出場して打率.299、3本塁打、11打点、OPS.800。“キューバの至宝”は再び輝きを取り戻し始めている。
(Full-Count編集部)