吉田正尚、3三振の翌日はマルチ「昨日は昨日」 元燕マクガフと対戦…3割復帰も間近
昨年の日本シリーズではサヨナラ弾、元ヤクルトのマクガフとも対戦
■Rソックス 2ー1 Dバックス(日本時間28日・アリゾナ)
レッドソックスの吉田正尚外野手は27日(日本時間28日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦に「4番・指名打者」で先発出場し、4試合ぶりとなる今季18度目のマルチ安打をマークした。3打数2安打、1四球で打率は.297となった。4回には逆転の口火となる三塁への内野安打で出塁し、チームの勝利に貢献。「内容としては全然いいものではないんですけど、結果として出塁して、得点に絡めたということに関しては良かった」と話した。
初回は内角のチェンジアップをうまくさばいて一塁手を強襲する内野安打で今季50安打目をマーク。前日にはメジャーで初の1試合3三振を喫したが、「昨日は昨日なので。三振しても次の打席、次の1球というところは変わらない。昨日のことはしっかり反省して、同じミスをしないようにというところは毎回心掛けてやっている」。気持ちを切り替えて好結果につなげてみせた。
8回は昨季までヤクルトに在籍した救援のマクガフから四球を選んで出塁。昨年の日本シリーズでサヨナラ本塁打を放つなど、好相性の右腕との対戦を「(日本時代は)たまたま甘く来たボールをその時に打っていたということ。ここに来て、MLBで一緒にプレーできたというのは良かった」と振り返った。
この日の2安打で、打率は前日のリーグ15位から8位に浮上。3割復帰も間近に迫った吉田は「コースに逆らわずに打ち返していければ確率は上がっていくというのは自分の中ではある。それを継続して、打球を低く強く打っていければいいかなと思う」。打撃職人らしい言葉で先を見据えた。
(Full-Count編集部)