大谷翔平のレア写真「騒ぎになって申し訳ない」 “大親友”の撮影者が明かす舞台裏
エンゼルス左腕サンドバルが大谷翔平との“良好な関係”を明かした
エンゼルスの大谷翔平投手と仲が良いことで知られるパトリック・サンドバル投手が地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」の取材に応じ2人の関係について語った。左腕は、スナック菓子の袋を手に持つ大谷の写真を撮影したことを明かし「大騒ぎになってちょっと申しわけない気持ちになったよ」などと語った。
メジャーデビューした2019年から大谷と一緒に戦う26歳左腕。「年を追うごとに親しくなっている。もう彼から逃れられないんだ。スプリングトレーニングではロッカーが隣だし、ここ(エンゼルスタジアム)に来ても、ロッカーが彼の隣。そう、あの男を逃れる術はない」と笑顔で語る。
さらに「逃れらないことを時に悪夢に感じることもある、なんてね」とジョークを交え「彼は素晴らしい奴だし、ものすごい球を投げるし、ものすごく強い球も打つ。来る日も来る日も彼がグラウンドですることを見るのは驚異的だ。彼がこのチームにもたらしてくれるものを高く評価しているよ」とリスペクトの念を示す。
24日(日本時間25日)のレッドソックス戦では、本塁打を放った大谷から兜をかぶされて、指でポーズを決める大谷の“被写体”になった。通訳の水原一平さんを通じて、「(大谷が)ホームランを打ったら兜を渡すのでポーズを取ってほしい。写真を撮りたい(撮るポーズをする)から」と申し出があったという。「事前に計画していたことなんだ。(計画の話をした)翌日くらいにホームランが出たのは粋だったね」と明かす。
大谷がスナック菓子を手に持つ写真を撮影した経緯についても紹介。今季最初の遠征に使い捨てカメラを持参したサンドバルは、バスの中で同僚たちの写真を撮っていた。最後部の座席に座っていた大谷に「笑って」と声をかけてシャッターを押したそうだ。現像したところ手にスナック菓子を持っていることに気付いたといい、自身のインスタグラムに投稿していいか確認したところ、OKしてくれたという。
「『別にいいよ』って感じだった。特に注意しようと思ってイッペイ(水原通訳)にも確認したけど『問題ないと思うよ』と言われて。そうしたら大騒ぎになった。ちょっと申し訳ない気持ちになったよ。あのせいで彼は今ではどんなスナックを食べるのか質問攻めに合っているから。でも大丈夫、彼はこの一件についてあっけらかんとしているよ」
仲の良さが伝わるエピソードをいくつも明かしているサンドバル。今後も大谷との“絡み”が注目される。