代打・岡島豪郎がサヨナラ打 楽天が延長で日本ハム下す…ルーキー荘司康誠9回2失点
日本ハムは北山亘基が7回1失点も…リリーフ粘れず
■楽天 3ー2 日本ハム(28日・楽天モバイルパーク)
楽天は28日、楽天モバイルパーク宮城で行われた日本ハムとの第12回戦に、3-2でサヨナラ勝利を収めた。
先発のルーキー・荘司康誠投手は、2回に万波中正外野手の9号ソロで先制を許し、4回にも犠飛で失点。打線は4回、先頭の小深田大翔内野手の2号ソロで1点差に迫るも、その後は日本ハム先発の北山亘基投手を捉えられなかった。
しかし、荘司は立ち直り、5回以降は完璧なピッチングを見せる。8回まで4イニング連続で3者凡退に抑えると、9回も3者連続の空振り三振で流れを呼び込んだ。その裏の攻撃、先頭で打席に入った山崎剛内野手の四球を皮切りに1死満塁のチャンスをつくると、小郷裕哉外野手の犠飛で同点に追い付き、試合は延長戦に入った。
10回の日本ハムの攻撃を、松井裕樹投手が3者凡退に抑えると、11回は酒居知史投手が2四球を与えながらも無失点。12回は宋家豪投手が3人で抑え最後の攻撃へ。浅村栄斗内野手の安打、小郷の四球、伊藤裕季也内野手の犠打で1死二、三塁のチャンスをつくり、打席には代打の岡島豪郎外野手。2球目をレフトオーバーのタイムリーとし、試合を決めた。
荘司が9回2失点と力投し、楽天は交流戦前最後のカードを勝ち越した。敗れた日本ハムは、先発の北山が7回1失点の好投も、救援陣が粘れなかった。
(「パ・リーグインサイト」波多野瞭平)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)