大谷翔平は来季どこへ… “FA争奪戦”の行方を徹底解説、候補に挙がる10チーム

ジャイアンツ、マリナーズ、カブスも獲得候補に

 さらに、その他の候補チームにはジャイアンツ、マリナーズ、カブスの名前も挙がる。ジャイアンツは「ジャッジとカルロス・コレア内野手の獲得に失敗し、未だチームの顔となる選手を探している」とのことで、マリナーズとカブスは「それぞれ2017年にオオタニ獲得を試み、今回は契約をまとめるだけの財務体力があるかもしれない」とされている。

 また、獲得へ参戦可能性のあるチームとしてレッドソックスとフィリーズも候補となっている。理由としては「ともにオオタニを追いかけるだけの資金源がある」とのことだが「フィリーズにはすでに球界屈指の高給取りであるブライス・ハーパー外野手とターナーがいる」とも言及されている。

 それでは、現在所属しているエンゼルスはどうか。記事では大谷はエンゼルスで「完全な自由を与えられているし、オオタニに合わせて6人(先発)ローテーションにしている」と紹介。球団オーナーのアート・モレノ氏はチーム売却を思いとどまり、あるライバルチームの幹部は「オオタニと契約すればエンゼルスの組織全体を活性化できる。アートがオオタニと契約すれば、ファンの彼への見方が変わるかもしれない」としている。

 各チームの幹部らは今回、大谷がオファーを検討する際に何が最も重要な要素になるか推測している。それは西海岸を重要視する地政学的な要素、チームが本拠地を置く場所の注目度、チームの成功度、そして金額などとなる。2017年オフに“フラれた”チームの多くは「今回もまたがっかりさせられるリスクを取る準備ができている。彼がそれだけ偉大な選手だからだ」と記事では言及。“オオタニ争奪戦”の行方に注目が集まるばかりだ。

(Full-Count編集部)

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