ジャッジは守備でも「できないことない」 201cm巨体の空中キャッチが「冗談だろ」
16号&17号でキングで独走状態も…守備でも沸かせた
■ヤンキース 10ー4 マリナーズ(日本時間30日・シアトル)
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が29日(日本時間30日)、マリナーズ戦で2本塁打を放った。17号でキングに向けて独走状態に入ったが、この試合では右翼の守備でも沸かせた。本塁打性の当たりをドンピシャのジャンプで掴んだ好守に、ファンも「この男にできないことはない(何でもできる)」「馬鹿げているくらい凄い」とうなった。
9-4の8回2死だった。テオスカー・ヘルナンデスの打球は高く舞い上がり、ファンは本塁打を信じて立ち上がった。背走してフェンスギリギリまで下がったジャッジは、完璧なタイミングでジャンプ。201センチの長身を生かしてフェンスを越えようかという打球をつかみ取り、投手のアルバート・アブレイユは帽子を取り、両手を上げて喜んだ。
米スポーツ局「FOXスポーツ」が「ジャッジにとってなんと素晴らしい夜となったことか。彼は今夜ホームランを2本打ち、1本を強奪キャッチした」として映像を公開。「冗談だろう」「あれだけの金額を払う価値が十分にあった」「彼は球界最高の選手」「今年もMVP」「地球上で最も優れた野球選手」と称賛のコメントが並んだ。