大谷翔平の2連発が追い討ち…53億円右腕が直面する“悪夢” 来季へ早くも正念場

Wソックスのランス・リン(左)とエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
Wソックスのランス・リン(左)とエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

Wソックスのランス・リンが4回8安打8失点で今季6敗目

■エンゼルス 12ー5 Wソックス(日本時間1日・シカゴ)

 エンゼルスの大谷翔平投手に2連発を食らった右腕が、不振にあえいでいる。31日(日本時間6月1日)のエンゼルス戦に先発したホワイトソックスのランス・リン投手は、4回8安打8失点で今季6敗目。黒星が2つ先行した。二刀流のアーチが追い討ちとなり、防御率6.55まで悪化。来季の去就に向けて早くも正念場を迎えている。

 痛恨のマウンドとなった。初回にマイク・トラウト外野手から13号2ランを浴びると、3回に大谷の14号、4回には15号と立て続けに衝撃弾を浴びた。本拠地にため息がうずまく中、4回を投げ終えるので精一杯。今季ここまで12試合に登板するも、精彩を欠いている。

 通算321登板で127勝90敗の実力右腕。2021年7月に2年3800万ドル(約53億円)で契約を延長した。今季の年俸1850万ドル(約26億円)。来季2024年は1800万ドル(約25億円)で球団が契約オプションを持っているだけに頼もしさを見せたい今季だが、苦しいマウンドを強いられている。

(Full-Count編集部)

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