貧打中日が一瞬で得た“リーグ2位の強打者” 生え抜きたちが苦しんだ「最大の懸案」

生え抜きの大砲候補たちはブレーク寸前までいくも…

 名古屋が、東海地方が喉から手が出るほど渇望してきた和製大砲。過去、多くの生え抜き選手が期待をかけられ、壁を乗り越えられなかった。直近では、福田永将内野手が2017、19年にいずれも18本塁打を記録し、ブレークの気配を漂わせた。しかし、その後は故障もあって2桁本塁打に届かず。今年35歳を迎える。

 現チームにも、若手に候補者は多い。立浪和義監督がキャンプから競わせて台頭を待つ中、真っ先に芽吹いたのが細川。手探りの状況で昨季から始まった現役ドラフトで、いきなり“大当たり”を引いた可能性が出てきた。

 もちろん、輝きは一瞬では困る。DeNA時代は2021年に37試合に出場したのが最多で、すでに今季は45試合と“未知の領域”に入っている。シーズンはまだ100試合近く残されており、いずれ疲れにも襲われる。ファンが夢を乗せる打棒は本物か、否か……。注がれる視線の数は、日ごとに多くなっている。

(Full-Count編集部)

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