藤浪晋太郎、初のオープナーで1回2安打2失点　160キロ連発も2ラン被弾、防御率12.19

敵地・マーリンズ戦で先発登板

■マーリンズ 4ー0 アスレチックス（日本時間3日・マイアミ）

　アスレチックスの藤浪晋太郎投手は2日（日本時間3日）、敵地・マーリンズ戦に先発登板し、今季6敗目（2勝）を喫した。初のオープナー起用は最速100.7マイル（約162.1キロ）で攻めたものの、1回2安打2失点で降板。防御率12.19となった。チームは完封負けを喫し、12勝47敗で借金35となった。

　昨季首位打者のアラレスを三邪飛。ソレアを力のない中飛に抑えたが、デラクルーズに中前打。続くサンチェスに98.9マイル（約159.2キロ）のフォーシームを左越え2ランとされた。元DeNAグリエルは空振り三振に仕留めた。

　初回投じた19球のうちストライク14球。フォーシームは14球で、100マイル（約160.9キロ）超えは4球を数えた。ソレアへの初球フォーシームが内角高めに抜けたものの、制球は安定していた。

　藤浪は開幕4戦4敗となった4月22日（同23日）の敵地・レンジャーズ戦後に先発から中継ぎへ配置転換。試合前まで今季は17試合登板、2勝5敗、防御率12.00。この日が初のオープナー起用だった。