岡本和真がサヨナラ打、9回大勢投入→同点も…延長わずか“2球”での劇打に場内騒然
9回に守護神の大勢が追いつかれたが…
■巨人 3ー2 日本ハム(3日・東京ドーム)
巨人は3日、東京ドームで行われた日本ハム戦に、3-2でサヨナラ勝ちを収めた。延長10回、無死一塁から岡本和真内野手が左翼へサヨナラ二塁打を放ち、場内は熱狂に包まれた。巨人はシーズン勝率を5割に戻した。交流戦の成績は3勝2敗となった。
勝ち星が手からこぼれ落ちかけた。2-1と1点リードの9回、満を持して守護神の大勢を投入したものの、1死一、三塁から清水のスクイズで同点に追いつかれた。
延長に突入し、勝利を引き寄せたのは主砲のバットだった。10回、先頭の重信が日本ハム5番手・玉井の初球を左前打として出塁。さらに岡本和も初球、内角低めの直球を左翼線へ運ぶと重信が俊足を飛ばし生還した。本塁に頭から滑り込み、セーフの判定を聞くと何度も地面を叩いて喜んだ。