大谷翔平を“至近距離”で撮影 映画監督が驚愕した神対応「絶対ダメな人なのに」
映画「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」では大谷に密着
野球日本代表「侍ジャパン」の世界一への軌跡を振り返る映画「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」の舞台挨拶が4日、都内で行われ、侍ジャパン前監督の栗山英樹氏と映画監督の三木慎太郎氏が出席。三木監督は大会MVPに輝いた大谷翔平投手(エンゼルス)の“神対応ぶり”を明かした。
三木監督は侍ジャパン合流から大谷に密着。普段は決して見られないグラウンド外の様子などをカメラに収めてきた。映画監督の“近すぎる距離感”にも、ほぼ完璧に対応してくれたという。
「大谷選手はもともと絶対ダメな人なのに、意外と撮らせてくれました。これぐらいの距離(約10メートル)でも何も言われなかったです。(カメラ拒否は)イタリア戦で1回ありましたけど。そこ以外はなかったです」
大谷の“神対応”にはNPB時代の恩師、栗山監督も感嘆。「翔平はさらけ出さないタイプの選手」とした上で、「自分がどういう立場で来ているか。彼があそこまで活躍する理由というのが、この映画を見てもらえると、いろんな面で感じてもらえると思う」と解説した。
三木監督は「野球のカメラなら何でもする人ですね。もう隠さない感じでした」と語った。神対応の裏には、野球への思いがあるのは間違いないようだ。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)