山本由伸の“隠された能力”に映画監督も大絶賛「完璧」 栗山前監督も感嘆「さすが」
映画監督の三木慎太郎氏が大興奮「凄いですよ、山本由伸選手」
オリックス・山本由伸投手の知られざる能力が明らかになった。侍ジャパン世界一への軌跡を振り返るドキュメンタリー映画「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」の公開記念舞台挨拶が4日に都内で行われ、侍ジャパン前監督の栗山英樹氏、映画監督の三木慎太郎氏が出席。三木監督は右腕の名カメラマンぶりを明らかにした。
山本は準決勝・メキシコ戦で登板していたため、決勝・米国戦で登板することができなかった。そこで三木監督は2021年の東京五輪に続いて優勝シーンの撮影を依頼。ここで完璧なカメラワークを見せたという。三木監督は興奮気味に明かした。
「大谷選手、トラウト選手を画角に入れて。WBCマークも入れて。それをポスターにしましたので。それぐらい完璧で」
「(優勝決定後の撮影は)手すりを越えていくんですよ。(カメラも)ブレずに大谷選手がグラブを投げるのも全部撮って。ブルペンからの選手も全部押さえているんで。凄いですよ、山本由伸選手。ちゃんと撮ってくれました」
約2時間の映画で山本の撮影シーンはたっぷり使われているという。2年連続沢村賞右腕の隠された能力。栗山監督は「山本由伸選手はなんでも出来るんですね。ああいう投手がやると。さすがです」と舌を巻いていた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)