大谷翔平の“気迫”は「スーパースター」 米メディア絶賛…窮地のエ軍に「救いの手」
同点の8回に決勝の適時二塁打、二塁上でガッツポーズの“気迫”も見せた
■エンゼルス 2ー1 アストロズ(日本時間5日・ヒューストン)
エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、敵地で行われたアストロズ戦の8回に決勝の適時二塁打を放った。ア・リーグ西地区のライバルを相手に3連敗と、まだシーズン序盤ながら後がない状況で飛び出した一打。地元放送局の解説者や地元紙の記者たちも、まさに“救世主”のような活躍に称賛の声を上げている。
この日、大谷は第3打席まで凡退。1-1で迎えた第4打席、8回2死一塁から2番手の右腕・メイトンの低めのカーブを捉えた。右翼フェンスに直撃する二塁打で勝ち越しに成功。あと少しで本塁打という大きな当たりで、二塁上でガッツポーズの“気迫”も見せた。
地元放送局「バリースポーツ・ウエスト」で解説を務めたマーク・グビザ氏は、勝ち越し打の場面で「ショータイム、ベイビー! ユニコーンが勝ち越しの二塁打だ!」と大興奮。試合終了後にも「ユニコーンが決勝二塁打!!」と伝説の生き物に例えて繰り返した。
MLB公式のエンゼルス番レット・ボリンジャー記者も「オオタニがエンゼルスが待ち望んでいた勝負強い安打を決める」と速報。「アストロズとの4連戦でのスイープを避けるためにビッグヒットが心底必要だったエンゼルス。8回に救いの手を差し伸べたのは、二刀流のスーパースターであるショウヘイ・オオタニだった」とした。
さらに試合前の時点で、エンゼルスはアストロズとのこのシリーズで得点圏打率.176(34打数6安打)と、勝負どころでことごとく抑えられていたことにも言及。「しかしながら、オオタニが大いに期待に応えた」と、劣勢を跳ね返した一打に賛辞を送っている。
(Full-Count編集部)