大観衆の前で頭抱えるルーキー…　寄り添う元エースの“男気”にファン涙「いい兄貴すぎ」

悔しい投球のソフトバンク・大津亮介に斉藤和巳コーチが寄り添う

　ゲームから2日経っても感動の声は収まらない。悔しさを隠せないソフトバンクのドラフト2位ルーキー大津亮介投手と、そんな右腕に声をかける斉藤和巳コーチの2人が見せた“絆”を感じさせる試合後の姿に、ファンからは「みんな大津くんの味方よ!!　一緒に乗り越えていこう!!」「激励の仕方もイケメン」などと、数多くのコメントが寄せられている。

　7日のDeNA戦（PayPayドーム）、4-0とリードした9回に最後のイニングを託された大津。しかし、先頭の牧秀悟内野手に中前打を浴びると、1死後に代打・楠本泰史外野手に死球を与え、一、二塁のピンチを招いて無念の降板。その後、代わったモイネロがゼロに抑えてことなきを得たが、今季中継ぎで9ホールドと奮闘してきた24歳にとっては素直に喜べない勝利となった。試合終了直後、歓喜に沸くチームのなかで、ひとり悔しさをあらわにした大津。そんな彼に肩を抱いて寄り添ったのが斉藤和コーチだった。

　ホークス専門メディア「鷹フル」の公式ツイッターが、真っ赤な顔を覆い痛恨の表情を見せる大津と、大津を激励する斉藤和コーチの姿を捉えた写真を公開すると、「その悔しさが、成長させてくれる」「その気持ちがバネになり飛躍しますよ、きっと」「イマミー（今宮健太内野手）もうっきょ（周東佑京内野手）も泣いて成長したんや」と右腕を激励する声が殺到。また、「すごく頼りになる先輩感」「かずみさんがいい兄貴すぎる」などと、ルーキーのフォローを怠ることのない斉藤和コーチを称賛する声も多く寄せられた。