大谷翔平の内角捌いた一発に「脱帽しないと」 被弾の右腕が白旗「いい球だった」

マリナーズのブライアン・ウー(左)とエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
マリナーズのブライアン・ウー(左)とエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

2球連続で内角低めのスライダー「良いスイングをされた」

■マリナーズ 6ー2 エンゼルス(日本時間11日・アナハイム)

 内角低めの悪球打ちに、被弾した右腕も舌を巻いた。エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地・マリナーズ戦で2試合連発となる18号2ランを放った。試合後、打たれた先発のブライアン・ウー投手は「ときには打者に脱帽しないといけないときがある」と白旗を揚げた。

 自信をもって投げた球だった。3-0の3回2死一塁で迎えた大谷の第2打席目。初球は内角低めのスライダーで空振りを奪った。2球目は少し低めの厳しいコースにスライダーを投じたが、はじき返された。捉えた打球はライナーであっという間に右翼席へ消えていった。

 試合後、ウーは「何か特別なことをしたわけではない」と振り返った。ウーが与えた失点は大谷に被弾した2点のみ。本塁打を打たれたが「初球は良い球を投げることができた。(2球目も)良い球だったと思うけど、良いスイングをされた」と清々しかった。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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