大谷翔平、史上初3年連続「20発&100K」 ルースも届かぬ偉業…敵地で逆方向へ2発

レンジャーズ戦で1試合2本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
レンジャーズ戦で1試合2本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

日本人では松井秀喜に次ぐ4度目の20発…3年連続は初めて

■エンゼルス 9ー6 レンジャーズ(日本時間13日・アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は12日(日本時間13日)、敵地レンジャーズ戦で19号、20号と2本塁打し、ア・リーグ単独首位に浮上した。またこれで、2021年から3年連続の20号。すでに今季は投手として102奪三振を記録しており、MLB公式のサラ・ラングス記者によれば史上初となる3年連続の「20発&100K」という偉業に到達した。

 大谷は1点を追う7回1死で打席に立つと、バックスクリーン左へ飛び込む19号ソロ。459フィート(約139.9メートル)の飛距離は、5月31日(同6月1日)の一発に並ぶ今季最長タイだ。さらに延長12回には無死二塁で打席に立ち、左越えの20号決勝2ランを放った。

 これで大谷は、3年連続となる20本塁打に到達。また2018年、2021~22年に続く4度目の20号到達は、日本人メジャーでは松井秀喜の5度に次いで2人目。3年連続の到達は日本人初となる。

 さらに、投手としてもすでに102奪三振。こちらも2021年の156奪三振、2022年の219奪三振に続き3年連続だ。二刀流プレーヤーとして比較されることも多いベーブ・ルースは1915年から3年連続で3ケタの奪三振を記録しているが、打者として本塁打を伸ばし始めるのはその後で、この期間の本塁打は年間ひと桁。まさに大谷にしか達成できない偉業といえよう。

(Full-Count編集部)

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