“独り言”で即刻退場「罵ってない」 ストライク判定に不満露わ「かなり外れていた」
レイズのパレデスが退場に
■アスレチックス 4ー3 レイズ(日本時間13日・オークランド)
レイズのアイザック・パレデス内野手は、12日(日本時間13日)の敵地・アスレチックス戦で退場処分を受けた。打席での“つぶやき”が原因とみられ、主審がいきなり退場を宣告。場内は一時騒然となった。
4点ビハインドの6回、1死一塁でのパレデスの打席で、初球の外角直球がストライク判定。これにパレデスが不満だったようで、手袋のベルトを巻き直しながらバットに向かってボソボソ。発言がマニー・ゴンザレス球審の耳に入り、退場が告げられた。
いきなりの退場に、パレデスは不満げ。レイズのケビン・キャッシュ監督もベンチから飛び出して抗議した。「ジ・アスレチック」に寄稿するジョー・シーハン記者は、「1球目がかなりのボール球、しかしストライク判定。パレデスはそれについて言及した」と伝えた。
レイズのレポーター、トリシア・ウィテカー氏が伝えたところによると、パレデスは試合後に退場について言及。「彼にひどいことは言っていないし、罵ってもいない。ただ、その球がかなりゾーンから外れていたことは伝えた。球審は『君はこの打席を終えることはできない』と言い続けた」と振り返った。
ネット上では「(オークランドコロシアムは)客が12人ぐらいしか入っていなかったから、球審は彼のつぶやきが全部聞こえてしまったのだろう」「バッティンググラブを締め直してバットを見たら即退場処分になるらしい」「MLBはそろそろ審判に(判定の)責任を取らせるべき」などとコメントが寄せられた。