大谷翔平、2戦連発は特大22号2ラン　7戦6発でメジャートップタイ…135m弾で6勝目へ援護

敵地レンジャーズ戦に「2番・投手」で投打同時出場

■レンジャーズ ー エンゼルス（日本時間16日・アーリントン）

　エンゼルスの大谷翔平投手は15日（日本時間16日）、敵地・レンジャーズ戦に「2番・投手」で投打同時出場した。8回の第4打席で2戦連発となる22号2ランを放った。2試合連発は10日（同11日）の本拠地・マリナーズ戦以来、今季4度目だ。

　大谷のバットから勢いが止まらない。1点リードの8回無死一塁、左腕バークからバックスクリーン左へアーチをかけた。7戦6発の量産態勢で、6月入ってすでに7本目の本塁打だ。投打同時出場での本塁打は今季3本目。シーズン50発ペースとなった。

　本塁打王争いではリーグ2位のヤンキースのアーロン・ジャッジに3本差をつけて独走。メッツのピート・アロンソに並んでメジャートップに立った。打球速度109.4マイル（約176.1キロ）、飛距離443フィート（約135メートル）、角度28度で、この日も2階席へ放り込んだ。

　初回無死一塁では四球を選び、19試合連続出塁に伸ばした。3回1死は二ゴロ。6回先頭で四球を選んだ。この一発で連続試合安打を今季最長の「12」に更新。自らのバットで援護した。

　投球では6回6安打2失点と好投。7回にモニアックの中越え6号ソロで6勝目の権利を手にしていた。5月15日（同16日）の敵地・オリオールズ戦以来1か月ぶりの勝利となる6勝目をつかめるか。