大谷翔平の際立つ“記録コレクター”ぶり 今度は72年ぶりの快記録で開けた歴史の扉

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

4試合シリーズで「4発&7四球」を記録した史上3人目の打者

 エンゼルスの大谷翔平投手が、隠れた好記録を打ち立てていた。エンゼルス広報部のマット・バーチ氏は16日(日本時間17日)に自身のツイッターを更新。12日(同13日)から15日(同16日)まで行われたレンジャーズ敵地4連戦で大谷は「打率.583(12打数7安打)6得点、1二塁打、4本塁打、8打点、7四球、OPS2.367」を記録していた。

 バーチ氏によれば、4試合シリーズで「4本塁打以上&7四球以上」を記録した選手は、1901年以降では2選手しかいなかった。1940年のタイガースのハンク・グリーンバーグ内野手、1951年のパイレーツのラルフ・カイナー外野手だけで、大谷は史上3人目となった。

 大谷のこのレンジャーズ戦での活躍は特筆ものだ。12日(同13日)の初戦で1試合2本塁打。14日(同15日)の第3戦では左中間への21号が、打球速度116.1マイル(約186.8キロ)を記録し、左打者の逆方向への一発としては史上最速とされた。投打同時出場した15日(同16日)は、投げては6回2失点で6勝目。打席では再び逆方向への特大22号を放ち、両リーグトップに並んだ。記録にも記憶にも残る4連戦だった。

 メジャー72年ぶりの記録を打ち立てた大谷。数々の歴史に名前を残すスーパースターは、さらに上を目指して突き進む。

(Full-Count編集部)

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