大谷翔平とジャッジ、ゲレーロJr.の激アツ対決も? 沸騰する「HRダービー待望論」

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

球宴前日の恒例行事、2年ぶりの参加はあるのか

 今年は7月11日(日本時間12日)にシアトルで開催されるMLBのオールスターゲームに向け、エンゼルスの大谷翔平投手の周辺には前日の「本塁打ダービー」出場を待望する声が上がっている。MLB公式が各球団から1人ずつ候補を挙げた記事にも、しっかり名前があった。

 記事によると、ホームランダービーの優勝者は東地区球団の所属選手に大きく偏っており、それ以外から優勝者が出たのは2015年のトッド・フレイジャー(レッズ)が最後だという。「彼らは、本塁打ダービーを独占しているのだ」と指摘している。

 この流れを打ち破ってほしいという期待も集めるのが大谷だ。記事は「どのチームにも出場できる可能性がある選手がいる」として、各球団から1人ずつの“候補”を紹介している。

 エンゼルスからはもちろん大谷で「オオタニが今シーズンすでに疲労を口にしていることを考えると、このイベントを休んでほしいという誘惑がある。我々はその誘惑に負けないようにしなければならない」とコメントがついている。大谷は2021年には1回戦で、再延長戦の末ファン・ソト(当時ナショナルズ)に敗れた。昨季は参加を見合わせている。2年ぶりの出場には身体のコンディションや登板日も関係してくるため、判断の行方が注目されそうだ。

 さらにマリナーズからは、“イチローの愛弟子”として知られるフリオ・ロドリゲス外野手の名前も。地元のスターが選ばれれば「彼は私たちに忘れられない夜を与えてくれるかもしれない」との期待を集める。

 ヤンキースからは、現在負傷者リスト(IL)に入っているアーロン・ジャッジ外野手の名前も。「彼は2017年に優勝して以来参加していないが、このイベントの後に成績が落ち込んだのも理由の一つだろう。それでも、みんなで彼が見たいと要求すべきだ」と参戦を期待している。またブルージェイズからはウラディミール・ゲレーロJr.が紹介されている。2021年には本塁打王を争った大谷との対決は見られるだろうか。

(Full-Count編集部)

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