死球のレンドンは「まだ厳しい状態」 離脱の可能性も…指揮官は慎重「腫れがある」
16日のレンジャーズ戦で死球→その後不可解なスリーバント失敗
■ロイヤルズ 10ー9 エンゼルス(日本時間18日・カンザスシティ)
エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手は17日(日本時間18日)の敵地・ロイヤルズ戦で2試合連続でスタメンを外れた。15日(同16日)に死球を受けてから一度も出場なし。フィル・ネビン監督は「彼は大丈夫」としつつも「まだ厳しい状態だ」と復帰に慎重な姿勢を見せた。
レンドンは15日(同16日)の敵地・レンジャーズ戦で初回の第1打席でイオバルディの内角高めに抜けた84.9マイル(約136.6キロ)が左手首に直撃。バットを放り投げて悶絶した。その後も出場し続けたが、6回1死一塁の第3打席ではバントの構え。追い込まれてもバットを横にし、ファウルでスリーバント失敗となった。
その日の試合後、レントゲン検査を行い、骨には異状なかったが、まだ腫れが引かない模様。17日(同18日)の試合前練習にもレンドンの姿はなかった。同日にネビン監督は取材に応じ「トレーナーから今日になって若干痛みが引いたという報告を受けた。でも、まだ厳しい状態。あと数日経過を見守る。まだ、腫れがある状態」と現状を明かした。
レンドンは今季、5月14日(同15日)に左股関節の痛みで10日間の負傷者リスト(IL)入りしている。ネビン監督は「復帰にどれくらいかかるかによって。火曜日が目安になる」と20日(同21日)のドジャース戦で復帰できなければ2度目の負傷者リスト入りの可能性も示唆した。チームは6月に入り、新人のザック・ネト内野手、ジオ・ウルシェラ内野手が負傷者リスト入り。レンドンも離脱となれば大きな痛手になりそうだ。