最大6点差の逆転負けも…悪い点は「特にない」 サヨナラ許したエ軍右腕の“苛立ち”
救援のデベンスキー、リード守りきれず「仕事を果たせなかった」
■ロイヤルズ 10ー9 エンゼルス(日本時間18日・カンザスシティ)
大谷翔平投手の所属するエンゼルスは17日(日本時間18日)、敵地でロイヤルズに9-10とサヨナラ負けを喫した。7回に大谷が米通算150号の中越え23号ソロ放つなど、最大6点の差をつけたが逆転負け。サヨナラ打を浴びたクリス・デベンスキー投手は「仕事ができなかったので、少しイライラしている」と意気消沈していた。
この日、先発キャニングが6回2失点と試合を作ると、大谷がメジャー単独トップとなる23号を放つなど、チームは7回まで6点をリードしていた。しかし、その裏に3点を奪われ、8回にもソリアーノが1死から3四死球で満塁のピンチを作り、プラットに右前適時打を浴びた。代わったデベンスキーもウィットJr.の2点適時打で同点に。1点リードの9回も続投したが、逆転サヨナラ負けを食らった。
デベンスキーは試合後の取材に応じ「仕事を果たせなかった。チームの勢いを止めてしまったから、(私は)復活しなければいけない」と少し苛立ち気味だった。悪かった点を聞かれると「特にない」と一言。「(今日の敗戦は)忘れるべきだ」と気持ちを必死に切り替えようとしていた。
(川村虎大 / Kodai Kawamura)