大谷翔平の今季最速弾は「最も響いた」 逆転2ランを指揮官絶賛「スターが仕事を」

逆転2ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
逆転2ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

今季最速の189キロ弾にネビン監督「もっとも響いた」

■エンゼルス 5ー2 ロイヤルズ(日本時間19日・カンザスシティ)

 エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地・ロイヤルズ戦に「2番・指名打者」で先発出場し、5回の第3打席で右翼へ逆転2ランを放った。これが決勝点となりチームは5-2で勝利。フィル・ネビン監督は「スーパースターが重要な場面で仕事を成し遂げてくれると、『対戦相手が誰でも戦える』と、全員に自信が付く」と絶大な信頼を置いた。

 一気にスタンドまで飛んで行った。1点を追う5回無死二塁。この日、3度目の打席に入った大谷はグリンキーのカーブを捉えた。打球速度117.1マイル(約188.5キロ)は今季自己最速。続くマイク・トラウト外野手も左翼へ15号ソロを放った。

試合後に取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:川村虎大】
試合後に取材に応じたエンゼルスのフィル・ネビン監督【写真:川村虎大】

 ネビン監督は大谷の一発について「最も(音が)響いていたと思う」と驚き。12日(同13日)の敵地レンジャーズ戦から23打数10安打6本塁打10打点、打率.435と大暴れ。ネビン監督は「いいシリーズだったし、ショー(大谷)にとってもいい遠征だったと思う」と嬉しそうだった。

 また、トラウトとのアベックアーチ「トラウタニ弾」はこれで今季6戦負けなし。「2人(の活躍)だけでは試合に勝てないけど、連続ホームランを最も打つ可能性が高いのはこの2人だ」とネビン監督。この日、アストロズがレッズに敗れたため、チームは単独2位に浮上した。

(川村虎大 / Kodai Kawamura)

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