通算224勝右腕「やられたよ…彼は絶好調だね」 大谷翔平の“最速弾”に敵軍お手上げ
ロイヤルズのグリンキー「オオタニに対して、甘い球だった。彼は絶好調だね」
■エンゼルス 5ー2 ロイヤルズ(日本時間19日・カンザスシティ)
エンゼルスの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、敵地でのロイヤルズ戦で2試合連発となる24号逆転2ランを放った。通算224勝をマークしている39歳右腕、ザック・グリンキー投手のスローカーブを捉えた一撃。ベテラン右腕も「3巡目にやられたよ。彼は絶好調だね」とお手上げだった。
1点を追う5回無死二塁で迎えた第3打席。グリンキーが投じた69.7マイル(約112.2キロ)のカーブをライナーで弾き返すと、打球は右翼スタンドへあっという間に消えた。飛距離は422フィート(約128.6メートル)、打球速度は今季最速となる117.1マイル(約188.5キロ)だった。
MLB公式サイトは試合後のグリンキーとマット・クアトラーロ監督の声を紹介。代名詞のカーブを打たれた右腕は「3巡目にやられたよ。それに悪戦苦闘している。オオタニに対して、甘い球だった。彼は絶好調だね。今季は、カーブを投げすぎると相手に打たれはじめてしまう」と落胆のコメントを残している。
大谷の一発の後には、続くトラウトも左翼席へ15号を放ち、アベックアーチは通算28度目となった。敵将は「球界でも最高の打者2人。打線が3巡目になったことで、彼らはアジャストした」とお手上げ。大谷の一撃が、またしても敵地に強烈なインパクトを与えているようだ。
(Full-Count編集部)