大谷翔平だけじゃないエンゼルス躍進の理由 消えた“なおエ”…守護神の歴史的安定感

エンゼルス・大谷翔平(左)とカルロス・エステべス【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平(左)とカルロス・エステべス【写真:ロイター】

守護神のカルロス・エステベスは19回のセーブ機会で1度も失敗していない

■エンゼルス 5ー2 ロイヤルズ(日本時間19日・カンザスシティ)

 エンゼルスは18日(日本時間19日)、敵地でのロイヤルズ戦に5-2で逆転勝ちした。ワイルドカード争いでは、ヤンキースとアストロズが敗れたため、圏内の2位に浮上。この日も大谷翔平投手の24号逆転2ランが決勝点になるなど、チームを牽引しているのは間違いないが、守護神もまた歴史的な記録に並んだ。

 守護神のカルロス・エステベス投手は、3点リードの9回に登板すると3者凡退に抑え、今季19セーブ目をマークした。今季ロッキーズから新加入すると、ここまで32試合に登板して1勝1敗、19セーブ、2ホールド、防御率1.74の好成績を残すが、特筆すべきは19回のセーブ機会で1度も失敗していない安定感だ。

エンゼルスのカルロス・エステべス【写真:ロイター】
エンゼルスのカルロス・エステべス【写真:ロイター】

 エンゼルス広報部のマット・バーチ氏によると、開幕から19回のセーブ機会を連続で成功させたのは、1995年のリー・スミスに並ぶ球団記録だという。昨季途中にイグレシアスをトレード放出してから、「なおエ」と言われる逆転負けも多かった。頼もしい守護神が君臨する今季、2014年以来のプレーオフ進出も現実味を帯びてきている。

(Full-Count編集部)

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