160キロ返球は「信じられない」 失点許さぬ衝撃“爆肩”は「もの凄いロケット」
タティスJr.は右翼から超返球で失点を阻止した
■パドレス 5ー4 レイズ(日本時間18日・サンディエゴ)
パドレスのフェルナンド・タティスJr.が“爆肩”でチームを救った。18日(日本時間19日)のレイズ戦で見せた、右翼から本塁へ99.5マイル(約160キロ)の衝撃の送球は「この送球はエグい」「球界最高の右翼手」と話題を呼んでいる。
4-3の8回1死一、二塁だった。クリスチャン・ベタンコートの放った打球は一、二塁間を抜ける。チャージしたタティスJr.は勢いよく右腕を振り抜き、ワンバウンド送球でヘッドスライディングで本塁を狙った二塁走者のマニュエル・マーゴットをアウトにした。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、この送球は「スタットキャストで記録されたパドレスの外野からの送球としては3番目に速い記録」だった。なお今季のMLB記録としては、5月10日(同11日)の自身の100マイル(約161キロ)についで2番目だった。
「FOXスポーツ」でアナリストを務めるベン・バーランダー氏は「タティスがもの凄いロケットで同点のホームを阻んだ」と驚愕。MLB公式が動画を公開すると「素晴らしいスロー&素晴らしい野球IQ」「彼は本当に信じられないくらい外野の守備がうまい」「タティスJr.は本当にスペシャルだ」と称えるコメントが集まった。