大谷翔平の“元相棒”がまた契約破棄 3か月で2度目…岐路を迎えた33歳の挑戦
ホセ・イグレシアスがパドレスとのマイナー契約を破棄
33歳のホセ・イグレシアス内野手がパドレスとのマイナー契約を破棄したと、米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が伝えている。MLB公式サイトのマーク・ファインサンド記者によれば、パドレスがMLBロースターに加えなければ、FAに戻ることになると報じている。
イグレシアスは2021年にエンゼルスに在籍し、大谷翔平投手が本塁打を放った際、一番乗りで祝福するのが恒例だった“相棒”。2022年にロッキーズに移籍するも、2023年はメジャー契約を結ぶことができていない。
記事では「彼は数か月前にマーリンズで同じような道を辿った。スプリングトレーニングでマイナー契約した後、オプトアウトした。その後、パドレスに移籍し、1か月後にまたオプトアウトしたが、パドレスと新たなマイナー契約で再契約した」と説明している。
さらに「遊撃手として優れた守備と、高い打率を可能にする優れたコンタクト能力のおかげで、レギュラーとして長いキャリアを切り開いてきた」とイグレシアスを評価。しかしながら「守備的なパフォーマンスは過去2シーズンで低下しており、それが、2023年にメジャーリーグで活躍の場を見つけるのに苦労している一因となっている」とメジャー契約が見つからない理由について言及した。
本職はショートのイグレシアスだが、3Aでは二塁や三塁を守ったこともある。記事では「全盛期のような守備力はないが、内野のどのポジションもカバーでき、打率も十分に高いので、またどこかで、少なくともマイナー契約は見つかるはずだ」と、新天地での活躍を期待した。
(Full-Count編集部)