「異次元すぎ」再評価されるイチローの大記録 マ軍内野手が打率4割も…遥か及ばぬ「262」
マーリンズのアラエスが5打数5安打で打率4割に再到達
■マーリンズ 11ー0 ブルージェイズ(日本時間20日・マイアミ)
マーリンズのルイス・アラエス内野手は19日(日本時間20日)、本拠地でのブルージェイズ戦で今季3度目となる1試合5安打をマークした。5打数5安打で、打率は.400に再到達。絶好調のバットマンに注目が集まる中、イチローの大記録を再評価する声が上がっている。
昨季ア・リーグ首位打者を獲得した26歳のアラエスは、今季からマーリンズに所属し、開幕から安打を量産。5月9日(同10日)終了時まで打率4割をキープした。その後.371まで下げたものの、勢いを取り戻して打率4割へ持ってきた。
安打数は102となったが、ここで再注目されたのが2004年にマリナーズのイチローが達成したシーズン記録の262安打だ。打率4割のアラエスだが、安打は226ペース。2004年のイチローは同日時点で97安打、打率は.331とアラエスを下回っているが、驚異だったのは後半戦。球宴明けの7月15日(同16日)からは76試合で143安打と安打を量産し、同期間の打率は.429だった。
マーリンズは73試合を消化し、アラエスは66試合に出場。2004年のイチローは全162試合で休んだのは1試合のみ、途中出場が1試合あったものの、161試合に出場して安打を打ち続けた。
打率4割で安打を量産しても、届きそうにないイチローの大記録。ネット上では「イチローマジで何やねん」「アラエスすごいけどイチローのシーズン262安打のペースよりは下回ってるのか」「イチローが異次元過ぎたと改めて思った」「イチロー偉人すぎるわ」「当時のイチローも今の大谷さん同様ちゃんと人間やめてたんだなと」と、驚愕の成績に改めて驚く声が上がっている。
(Full-Count編集部)