エンゼルスに“秘密兵器” WBC中国代表159キロ右腕…ドラフト外から大躍進

中国代表としてプレーしたアラン・チャン・カーター【写真:Getty Images】
中国代表としてプレーしたアラン・チャン・カーター【写真:Getty Images】

エンゼルス傘下の159キロ右腕、カーターが1Aから2Aに昇格した

 エンゼルス傘下に所属するマイナーリーガーが、日本でのワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を経験してブレークの予感だ。エンゼルスは19日(日本時間20日)、傘下1Aインランドエンパイアのアラン・チャン・カーター投手を、2Aロケットシティに昇格させた。

 中国系米国人の右腕はドラフト指名されず、2022年にアマチュアFAでエンゼルスとマイナー契約した苦労人だ。今年3月に行われたWBCでは、中国代表として東京ドームで1次ラウンドを戦い、2試合に登板した。

 今季は1Aで14試合に登板し、2勝2敗2セーブ、防御率1.77の好成績。20回1/3を投げて30三振を奪うなど、アピールに成功していた。身長190センチから最速159キロを投じる25歳が、エンゼルスの秘密兵器になるかもしれない。

【実際の映像】これは秘密兵器…カーターの剛速球&キレキレ変化球

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