155キロ救援左腕がNPB球団と契約か マイナー好成績も放出…米記者「日本で投げるため」
バルドナードは、196センチの長身から最速155キロの伸びあがる直球が武器
今年3月に行われたWBCでパナマ代表としてプレーした救援左腕が、NPB球団と契約するために放出されたと報じられている。ナショナルズ傘下3Aロチェスターは20日(日本時間21日)、アルベルト・バルドナード投手をリリース。地元紙「ワシントン・ポスト」のジェシー・ドハティ記者が「日本で投げるため」と伝えた。
30歳の左腕は、WBCではパナマ代表として台湾での1次ラウンドを戦い、2試合に救援登板。3回を投げて1失点の成績だった。196センチの長身から伸びあがる軌道の直球を武器に、メジャーでも14試合に登板した実績を持つ。メジャーでの最速は2021年に記録した96.4マイル(約155.1キロ)だ。
今季はマイナー3Aで29試合に登板して防御率3.03。特に5月は13登板で15回2/3を投げ、1勝0敗、防御率1.72、18奪三振6四球と好成績だった。ドハティ記者は「ロチェスターで力強い成績を5月に残したので、NPBのチームが獲得に興味を持ったのだろう」と、自身のツイッターに投稿している。