ダルビッシュ、不運な失点の悲劇 判定が覆り指揮官ブチギレ退場…今季6敗目
本塁タッチアウトかと思われたが…走者生還の衝撃判定
■ジャイアンツ 4ー2 パドレス(日本時間22日・サンフランシスコ)
パドレスのダルビッシュ有投手が21日(日本時間22日)、敵地で行われたジャイアンツ戦に先発登板し、6回7安打4失点で今季6敗目(5勝)を喫した。4回までは被安打1と好投していたが、5回に“不運”も絡んで4失点。防御率は4.84となった。
立ち上がりから攻めた。初回先頭から2者連続三振を奪う投球を披露。4回までは2回1死からマトスに許した内野安打のみに封じていた。
暗雲が漂ったのは5回だった。2者連続の内野安打と四球で無死満塁のピンチを迎えると、クロフォードに左犠飛を許して先制点を献上。その後、2死一、二塁から1番のピーダーソンにライト前に運ばれた。右翼手のタティスが好返球で一度は本塁タッチアウトの判定も、その後ジャイアンツ側からのチャレンジで捕手がコリジョンルールに抵触したとしてセーフに覆った。この判定にパドレスのボブ・メルビン監督はベンチを飛び出して激昂し、退場処分となった。
“不運”もあり、ダルビッシュはリズムに乗り切れず、今季6敗目を喫した。