大谷翔平、歴史に名を刻んだ奪三振ショー 球団記録また更新…ライバルに残す強烈な印象

ドジャース戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース戦に先発したエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

ドジャース相手に1試合12奪三振は球団新記録

■ドジャース 2ー0 エンゼルス(日本時間22日・アナハイム)

 エンゼルスの大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、本拠地でのドジャース戦に先発し、7回5安打1失点の好投を見せた。チームは惜敗して今季3敗目(6勝)を喫したものの、ドジャース相手の12奪三振はエンゼルスの投手による球団新記録となった。

 初のドジャース戦登板で、奪三振ショーを展開した。初回はフリーマンを縦に落ちるスライダーで空振り三振に仕留めるなど、2回までに4個の三振を奪いMLB通算550奪三振を達成。4回にはフリーマンに中越えソロを被弾し、先制を許したが、6回に3つ、7回にも1つ奪って12個とし、これで5月27日(同28日)の本拠地マーリンズ戦以来、4登板ぶりの2桁奪三振を記録した。

 この日は横に大きく曲がるスイーパーの割合を減らし、フォーシームやカットボールを中心に組み立てた。12奪三振はエンゼルスの投手がドジャース戦1試合で奪った三振数として球団最多。2015年9月のギャレット・リチャーズの11個を更新した。さらに、昨シーズンの開幕以降、10三振以上を記録したのがMLBトップの15試合目となった。今季の2桁奪三振は5回目で、ブルージェイズのケビン・ガウスマンに次いで2位となっている。

(Full-Count編集部)

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