大谷翔平、3年連続で球宴選出 リーグ最多260万票超え、イチロー以来2人目の快挙
DH部門2位のベルトと194万8513票の差をつけた
メジャーリーグ機構(MLB)は22日(日本時間23日)、オールスター戦(7月11日、シアトル)の先発野手を対象としたファンによる1次投票の結果を発表した。エンゼルス・大谷翔平投手はア・リーグ指名打者部門で264万6307票を獲得し、リーグ最多得票。3年連続3度目の選出と先発出場を決めた。日本選手のリーグ最多得票での選出は1年目から3年連続で両リーグトップだった2003年イチロー以来20年ぶり2人目の快挙だ。
大谷は両リーグ最多24本塁打を放ち、打率.292、58打点をマーク。長打率.616、OPS.993も両リーグトップの好成績だ。一方、投手では6勝3敗、防御率3.13を記録。選手間投票などによる投手と控え野手が発表される7月2日(同3日)に3年連続で投打の二刀流選出されるか注目される。
大谷は20日(同21日)に行われた第2回中間結果では188万5144票を獲得していた。最終的に76万1163票を追加し、264万6307票を獲得。最終的にア・リーグ指名打者部門で2位となったブルージェイズのブランドン・ベルト内野手とは194万8513票もの差をつけた。ファン投票で指名打者部門での3年連続選出は、2011年~2013年のデビッド・オルティス内野手以来となった。
エンゼルスでのリーグ最多得票は1979年のロッド・カルー内野手、2019年のマイク・トラウト外野手に次いで3人目。野手として3度以上球宴選出はチーム史上10人目となった。
ナ・リーグの最多得票は308万2600票を集めたブレーブスのロナルド・アクーニャJr.外野手で、3年連続4度目の球宴出場を決めた。2018年の新人王2人が、両リーグ通じての最多得票を獲得した。
レッドソックスの吉田正尚外野手は77万1214票を獲得するも、ア・リーグ外野手部門8位でフェーズ2進出はならず。カブスの鈴木誠也外野手は46万7084票を集めるもナ・リーグ外野手部門10位、カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手は41万1870票で15位となり、フェーズ2進出とはならなかった。
(Full-Count編集部)