大谷翔平の“ぶっちぎり”は「値する結果」 歴史的二刀流で見せつけた圧倒的人気

エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
エンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

投打二刀流の活躍にトップ選出「ピッチャーでホームラン王の人が選ばれないはずがない」

 エンゼルスの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、シアトルで7月11日(同7月12日)に行われるオールスター戦の先発野手を対象としたファンによる1次投票の結果、ア・リーグ指名打者部門で264万6307票を獲得し、リーグ最多得票となった。ア・リーグ2位となったブルージェイズのボー・ビシェット内野手は210万1523票のため、約54万票差をつける“ぶっちぎり”選出。この快挙にも「この上なく値する結果だ」「投票が始まる前に確約されていた」など、日頃の活躍から“当然”と見るファンも多かった。

 大谷は3年連続3度目の球宴選出で、日本選手のリーグ最多得票での選出は1年目から3年連続で両リーグトップだった2003年イチロー以来20年ぶり2人目の快挙となった。22日(同23日)時点で、両リーグ最多24本塁打を放ち、打率.292、58打点をマーク。投手では6勝3敗、防御率3.13を記録しており、選手間投票などによる投手と控え野手が発表される7月2日(同3日)に3年連続で投打の二刀流選出されるか注目される。

 エンゼルス公式が「2023年アメリカンリーグのオールスターチームに先発DHとして選出され、260万票以上の得票でその座を確保しました!」と伝えると「嬉しい吉報が届いてこちらも嬉しい」「ピッチャーでホームラン王の人が選ばれないはずがない」「今年は初日から毎日投票したし本当に嬉しいです」など、日米のファンから歓喜の声が上がった。連日MLBに“大谷旋風”を巻き起こす現状に、相応しい結果となっている。

(Full-Count編集部)

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