164キロが40センチ“揺れる”衝撃 人類最速左腕の逃げる剛球が「尋常じゃない」
まさかの軌道に「この球を打つことはスポーツ全体で最も難しいことだ!」
■ロイヤルズ 6ー5 レイズ(日本時間23日・セントピーターズバーグ)
衝撃の剛球にファンも騒然としている。レッズ時代に105.8マイル(約170.3キロ)を記録し“人類最速”左腕と呼ばれるロイヤルズのアロルディス・チャップマン投手は22日(日本時間23日)、敵地でのレイズ戦に登板。空振りした打者が思わず捕手の方を向いて“2度見”してしまう驚愕の投球を見たファンは「この変化ヤバい」などの声を上げた。
威力抜群だった。8回にマウンドに上がったチャップマンは、フォーシームを中心に投げ分け、1イニングで3者連続三振を奪う“快投”を披露。最速は102.6マイル(約165.1キロ)を記録した。1死からのメヒアとの対戦では、3球で追い込むと、最後は101.6マイル(約163.5キロ)の打者から逃げるような軌道でミットに収まる“剛球”で三振を奪った。
この様子を「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が自身のツイッターで動画を公開。「えげつない102マイル(約164.2キロ)のツーシームを投げた。外に逃げる16インチ(約40.6センチ)の変化」と投稿すると「尋常じゃない動き方」「この球を打つことはスポーツ全体で最も難しいことだ!」と衝撃の軌道に驚きを隠せないファンが続出した。