打者1人なのに3度アウト「実質トリプルプレー」 捕手だけ忙しい“珍回避”は「何が起きた?」
無死二、三塁の大ピンチから“打者1人”で3アウトを奪う
■ロッテ 5ー4 日本ハム(24日・ZOZOマリン)
ロッテは24日、ZOZOマリンスタジアムで行われた日本ハム戦に5-4でサヨナラ勝利した。同点の9回表には無死二、三塁の大ピンチを招くも、バッテリーの好判断で“1打席で3つのアウト”を奪って危機を脱した。「最高に震えるプレー」「プロ野球では珍し過ぎる」とファンの注目を集めている。
9回に登板した益田は二塁打と、送りバントのフィルダースチョイスで無死一、三塁のピンチを招いた。打席の石井は3球目にスクイズを試みるも、バッテリーは三塁側へ大きくボールを外して空振りを奪い、三塁走者をアウトにした。これだけでは終わらない。フルカウントからの6球目には2度目のスクイズを仕掛けたが、バッテリーは四球覚悟でウエストし、またもスクイズを防いだ。大ピンチを招いたが結果的には3者凡退となり、益田も苦笑いだった。
試合を配信した「パーソル パ・リーグTV」が公式YouTubeに動画を公開すると、「めっちゃレアプレー」「激レアシーン」「これは完璧にベンチの勝利だな」「1発勝負のアマチュアならありそう」「何が起きたんか分からんかった」「スリーツーで外したキャッチャーの読みすごいな」などと、ロッテバッテリーへの称賛のコメントも多かった。
(Full-Count編集部)